*TALK*
WJのちょっとした感想。
主観で勝手なことほざいてます。
月曜発売地域なので多分月曜の晩か火曜更新。遅いです。


2004/1/19 8号 今週も更に感情優先

……あのう……
……彼は生きてるんですか?死んでるんですか……?」

今週は↑こんな感じで、思わずこれだけで終わってしまう所でしたが、それも何かアレだし、まるっと瀕死のまんまで放っておかれてる岩鷲の存在自体が哀れ過ぎるんで、せめて前向きに考えようかと思案。(でもなあ、必死で考えた割には冗談にしか見えんのよ。それも何だかなあ)

・P215など橋の上を目を皿のようにしてその姿を探すも、発見できないところを見ると、既に自力で立って歩いて移動した(池井さん曰く「すっく、あー痛かった(首をポキポキ)」)
・せっかく一護のために私怨を殺して到底適わない相手に立ち向かって重傷を負ったのに、今週完全無視された上、目の前で痴話ゲンカまで始められた事に傷ついて(ほら、案外繊細だから)橋の隅で背中丸めて体育座りしている
・(P211で浮竹さんが海燕兄さんの事を言ったと過程して)「そいつはた・に・ん!血縁なのは俺!」と更に傷ついて地面に「の」の血文字を書いている
・白哉兄さんに斬られたのは実は「マッチョ強化スーツ」で、中から「ほっそり美形」の、弓親くんすら「僕の審美眼に叶う…」と叫びそうな神々しい「真の姿」岩鷲が出てくる(これは複雑。私は「強化スーツ姿」の方が好きなんだよう)
・もうちょっと待ったら花ちゃんが来てきれいに治してくれそうなので、何となく倒れたままで待っている(サボってる訳やね)
・とりあえず内的世界で「白岩鷲」と戦っている

はぁ、そんな訳でこれが自分的「前向き」の限界…
いや、そりゃ「SSの巨悪」とか「ルキアと海燕を巡るいろいろ」にも興味しんしんなのですが、やはり瀕死の岩鷲の事を思わずにいられないというか。(早い所誰か何とかしてやっておくれ…)
でも、よく考えたら「兄さんに起こった真実を知らずして」岩鷲が死ぬ筈ありませんよね。
感動的な名台詞も美しく死ぬ見せ場も要らない。「生き残った方が格好いい」って、生きる事に貪欲で意地汚い、逞しい思想の岩鷲でいてほしいです。

そう、きっと来週かさ来週には何事もなかったように「マッチョ強化スーツを脱いで元気な姿を…」(違う!)

 


2004/1/5 6/7号 今週の感想は感情優先

ほら、じゃりん子チエだかにこういう台詞あったじゃないですか。
「うちは日本一不幸な少女や」
あれをね、あれを、岩鷲にね、捧げますわ私。

今週は51Pもある〜♪さあどうなるのかな。どんなことになるのかなv
兄さんの話が浮上したからきっと今週は岩鷲が出張って、志波家の事もちょっとわかるのかな♪兄さんの話は岩鷲の見せ場だもんな♪これを機会に20位以内脱出をはかるんだよなっ♪♪
↑これが私の、今週号の内容を知るまでの弾んだ気持ちでした。

甘かった。

「こいつの為に命張れってのかよ!」と一度は拒否してみるものの、やはり彼の根本はそれを許さない。ましてやか弱い花ちゃんが「僕が」ってぶるぶる震えながら白哉に立ち向かおうとしてるのに。馬鹿よ、アンタ馬鹿よと演歌の歌詞のごとく脳裏を過る愛の言葉。何しろすっと背筋の伸びた優雅な白哉に対してガニマタですよガニマタ。貴族様な物腰の麗しい朽木兄に対して「ずんずんずんずん」ですよ。でもね、この格好悪さこそが岩鷲の格好よさなんですよ。「羽虫」。兄様上品だから「蝿」なんて言わないんですよね。でもきっと意図する所は「蝿」なんですよね。しかし立ち向かう。勝機なんか無いに等しいのに。しかも最強の兄に「血涙玉」。くうっ、あんたは刀一本でガトリング砲に立ち向かうラストサムライか!思わず再び愛の言葉を浴びせてしまう「馬鹿よ、アンタ本当の、大馬鹿よ!」
ああ畜生、もうここでメロメロっす。ええ惚れずにいられようか。(いや、既に惚れてはいるんだけどさ)これは見せ場だ。誰が何と言おうと見せ場だ。
52Pの岩鷲、姉さん見てるか!?見てるか兄さん!まだなら見てくれ!少年ジャンプ新年6/7号だ!今日発売だ!ガキだった末っ子は、こんなに逞しく成長しとるよう!!!

……それなのに。
夜一さんの真の姿にみーんな持ってかれちゃいました(泣笑)
(最初の節の「日本一不幸」はココにかかる。別にバトルでボロボロにされるとかは構わんのです)

とか言いつつ。あああ瀕死なのに。血だらけなのに。他のみんなは「縦横一文字」のきれいな刀傷なのにボロボロじゃん岩鷲(;;)千本桜ってアンタ、弁慶瀕死にする千本桜がどこにあるよエエ?(また号泣)花ちゃん〜〜もっともっと泣いてやってよう。取りすがって号泣して治してあげてよう(更に号泣)(でも「そこまで花ちゃんが取り乱さないのは見た目ほど重傷じゃないから。きっとそうだ!」との池井さんのお言葉を聞いてちょっと立ち直りました。うん、そうかも…)

今週は他にもほんとは一護とルキアの再会とか、虚の仮面とか、十三番隊長の登場とか、面白かったとか、色々感想として書くべき事はあるんだけれども。
ホントはそっちが本筋で、前半から動けない私が間違ってるんだけれども。
一ケ所くらい瀕死の岩鷲のことばっかで感想を埋めつくしてる所があっていい筈だ。うん…。

 


2003/12/22 4/5号

ようやく…そして、いきなり来ましたね。
まさかとは思いましたが、やはりそうでしたか。
次号は既に年明け… 兄さん話について是非ゆっくり語っていただきたいです。

一護やその仲間、花太郎から阿散井恋次まで、皆がルキア救出を願いここまで来た訳ですが、その中で唯一無関係な存在であるかのように見えた岩鷲。
「兄の死に関わる謎を解きたい」てな私的な目的はあれど、大部分は純粋に「一護への仁義」が彼を動かしていたように思う。
「見ず知らずの、しかも本来は大嫌いだった死神を助けるために命を賭ける」って、こうして書き出してみるとほんまに「何じゃそら」って位お人好しな話ですが、そういう情の厚い部分は岩鷲が「アニキ分」として慕われる所以でしょう。
だからルキアを前に私怨に身を委ねかけ、花太郎の言葉で我に返り葛藤する。
仁義なんざどーでもいい人だったら、しなくていい葛藤だろう。
まさに生来の性質で自縄自縛。
『あああ岩鷲のそういうトコがとてつもなく好きだ!』
…次号がとっても楽しみです。(巻頭カラーに51Pですと!? 新年早々嬉しいですねえv)

それにしても今週は細かいあちこちが妙に心に突き刺さりました。
幼い岩鷲…あああ想像を裏切らない「そのまんま」な顔…!(年の取り方その他に謎は残りますが、設定についてはもうあんまり考えるのはやめよう…)確か志波家の「墜天の崩れ渦潮」文様は、兄さんの腕にも刺青がありましたよね。岩鷲も身体のどっかにあるんでしょうか。是非そこんところを追求したいんですが…
そして花ちゃんの持ってたスゴイ薬!間違って触ってしまって失神する位の事、彼なら既に何度かやってそうです。岩鷲の肘打ちも何だか嬉し涙出そうでした。あのお子様岩鷲が今現在の様に育ったのは、やはりお姉さんの「地下練武場」に秘密がありそうに思えます。
今週は花ちゃんの侠気にも感激でした。「充分なんじゃねえか」の台詞の91Pの一番上の二つのコマを何度も何度も見直してしまいます…(鍵が銭湯とかお座敷の居酒屋みたいで妙にいい感じ。…でも久しぶりに「石破!」も見たかったなあ…←あそこでは使えないのかな?)

 


2003/12/16 3号

剣八っつあんは死んだんですか…!?
何か先週は「まさか死んだりしないだろう」って呑気なコメントしちゃったですが、今週のシチュエーションでは「まるで…」
うーん、いろいろ考えてみたものの今はまだ結論づけられない気がする。(いや、結論づけたくないんだろうきっと…←涙)だって普通の高校生だった一護が、異世界とは言え誰かを殺すなんて、ちょっと基本から外れ過ぎてる気がするし、例の「斬魄刀の名前」云々の話はおそらく剣八っつあんに課せられた伏線…みたいにも感じるんですよね。

死神の成り立ちはイマイチわからんのですけど(何度も書いてますが)霊体っていうのは形状については案外応用が効く様に出来てるんではないか。今回のやちるとのエピソードがやたら「名前」にこだわってたり、「一緒に強くなろう」って台詞が出る所を見ると、もしかすると剣八はやちるの斬魄刀として蘇る事になるんではないか…などとしょうもない事をあれこれ考えてしまいます。
このまましばらく姿を消してたやちるが、でっかい刀持って現れる、そしてその刀を「剣ちゃん」と呼ぶ… とか何とか(ちょっと想像してそのベタさに泣けております)
ともあれ、このまま終わることだけは絶対イヤンです。
一角や弓親だけじゃなく、十一番隊の雑魚部下たちも隊長のことすごく慕ってたろうな。彼等の関係って図式的には流魂街の岩鷲と舎弟のレベルアップ版みたいに思える。剣八っつあんのために皆で男泣きしてやってくれ…

さて、今週は展開そのものがショッキングだったのですが、ラストは少し和みました。久しぶりだなあ岩花。会いたかったよ岩花。元気そうだな岩花。
何か鎖鎌とかカギ縄みたいなことやってましたが、彼の前世(っていうか生前って言うべきなのか)は忍者か何かでしょうか。ちょっと絵的にどこへ「飛び移る」のかわからんのですが、背中に背負って?(ソレいいなあ…)あの細い縄一本で大丈夫なのかちと心配ですが…
夜一さんは今まで何してたんでしょう。一護を治してくれるんでしょうか。何かどんなことになっても何とかして周囲が治療してくれる一護がすごい羨ましいです…あああ剣ちゃん!(しまった、せっかく和んでたのに思い出しちまった!)

 


2003/12/8 2号

おいおいおいおい…
いや、これはツッコミじゃなく「剣八敗北」を嘆く私の泣声です。
でも本人楽しかったみたいだしいいのか。いいのか? きっといいんだろう。いいってことにしておこう。
でも、立ち上がってた11又がだんだんと力を失っていくのは切ないです。そうか、あの髪型も霊力のタマモノだったのですね。つまり霊力さえあればワックスもフォームも要らん、セットも自由自在ってことなのか…

眼帯の成り立ちといい、二人の戦闘で崩れるあちこちの建物といい、瀞霊邸も大変です。おそらく死神として見い出された頃の剣八も、多くのヒーローの覚醒期のごとく制御しきれない霊力であちこち壊したに違いない… ♪柱の傷はおととしの五月五日の破壊痕♪「これは○○代目の剣八、更木が道に迷って苛々した挙げ句につい壊してしまった柱です」…何だか名所旧跡みたいだ。
「刀が悲鳴を上げている」
うーん、斬魄刀の成り立ちがいまいちわからないんですが、例えば剣八の霊圧を制御できる刀っていうのは作れるもんなんでしょうか? もし将来、一護と共に戦う事になる剣八…なんていうヨダレの垂れそうにオイシイ展開があるとすれば、名のある刀鍛冶なんかも登場して、彼の刀を鍛え直したりしていただきたいです。…で、仲良しになって更に強くなる、とv
あと、今回の特筆すべきはやちるですね。彼女(?)見た目はああですが「剣ちゃん」のお母さんみたくもあります。この二人好きだなあ…
次は「私も戦場へ赴きましょう」って言ってた卯の花隊長さんが現れるのでしょうか? した怪我は治さなきゃなりませんものね…

今週の巻末の予告なのですが、まあ半信半疑、WJの予告なんて政治家の公約位アテになりませんけど、岩鷲と花ちゃんの名前が久しぶりに見られてとっても嬉しかったです。来週、ホントにこんな展開でもいいんですが、別に違っててもいいかなあ…と。(それにしても「重大発表」って何なんだろう)