2004/5/31 27号
ちょっと現世の都合で休止しておりましたが、先週から注目の「あの方」が登場しておられるので押っ取り刀(浅打?)で再開いたしました。
いやあ、何というか。
この人は間違いなく志波家の人だ!
227Pの後ろ姿が物語ってます。常に彼はこんな風に仁王立ちなのでしょうか。この両手の拳も、あまりに似ています。ちょっと前に浮竹様(恩は忘れておりません!)が一護の中に海燕らしき人の面影を見ておりましたが、敢えて私は海燕の中に岩鷲を見よう。うわああ格好いいよう!
そのスピリットにも号泣モノですよもう。海燕兄さん、空鶴姉さん、そして末っ子岩鷲。何てよく似た三兄弟なんだ…!!(9巻頃「彼等は血縁関係なのか、それとも流魂街の人々と同様に疑似家族コミュニティを形づくっているだけなのか」みたいに悩んだ事が嘘のよう。彼等血縁です。間違いない!)
初対面のルキアに対する挙動にもびしばしデジャ・ヴュを感じました。
貴族の養女として特例で入隊した彼女に、何の屈託もなく接する海燕、おそらく彼自身流魂街出身で飛び級(確かそうだった筈)したり、様々な思惑渦巻く護邸十三隊に入隊してからも、本当に色々あったんでしょうね。仙太郎も流魂街出身との事ですが、男女とかそういう区別越えて彼は皆の「アニキ」だったに違いありません…(ああ、真打ち「アニキ」登場… 岩鷲はこの人をお手本に「偽アニキ」になったんだなあ…しみじみしてしまう…)そしてそれができたのも浮竹様の大らかさがあってこそ。海燕も慕っていたろうな…
そしてルキアのほのかな想い。
恋愛以前というか、どちらかというと人としての想いに感じます。端からどうこうしたいって風じゃなさげ。酷薄な義兄に求めたのがこういう気持ちだったとしたら。色んな意味で切ないですね。(そして現世で楽しそうにクラスメイト達と学校に通っていた頃の彼女も、今思うととても切ない。すごい幸薄いよ…)
それにしても海燕兄さんに奥様がいたとは驚きでした。岩鷲は知ってたんでしょうか? 知ってたとしたらその話が一度も出ないのはおかしい気がするし、お子様だったから知らなかったんだろうな…(空鶴姉さんは知ってた気がする)
238p のUPからの海燕の行動もまたデジャ・ヴュ。この後色んな結果を投げかける悲劇が起こる事を知ってるだけにツライものがあります。
っていうかこの話、岩鷲に聞かせてやってよルキア!(そのためには一護&恋次が早いトコ助けに行かなきゃです。修行どうなってんだろ?)
余談:兄の死神としての天才的な能力に羨望していただろう末っ子。弟だから自分も、そんな思いもあっただろう。…叶わなかった望みが自身を鍛える方向へ向かわせたんだろうな。何となく「NARUTO」のロック・リーを彷佛とした。(彼も好き)