*十一巻感想*

十二巻発売に沸き立つ世間。 時代遅れもはなはだしい…
今回も例によって「偏った言及」(マトモな感想とは言えない…)


そういえば年末発売の「赤マル」にはこの11巻表紙の別バージョンが付いてましたね。恋次の髪おろしバージョン、格好よかったです。そしてつかぬ事を虚空に向かって祈ってみる。
「あのカバーを10巻に巻いた人、よもやとは思いますが…いませんように…」

今回の巻は恋次とルキアの過去話が見せ場で、そのあたりの日本の中世の庶民風の雰囲気が結構好きです。恋次たちと一緒にいる子供が、ほんまに「ガキ」って感じ。それにしても謎なのは「水」そして流魂街にて死んだ魂の行方なのですが、おいおい明かされるのでしょうね。

そして忘れてはいけない、記念すべき「花ちゃん登場」。最初の頃の「ドジィ」な感じ、ちょっと今は薄れつつありますが、やはり登場するなり可愛い!目の下の線が薄幸そうです。「あの人たちに聞いてみよう」って、どう見ても教えてくれそうにない。

そして岩鷲vなのです。もーこの弓親編のあたりは気持ちが最高に盛り上がっていた頃。サイト立ち上げの直接のきっかけになりました。密かに準備してたあの頃が懐かしい…

その岩鷲なんですが「打たれ強さ」について36Pで指摘されてますね。あれってやはり「姉ちゃんのおかげ」なんですかね?

潔さをもって美しさとするか、または?―――弓親との問答。
まるで武士道とストリートファイト。でも岩鷲にはそういう雑草みたいなポリシーが似合う。
その行間に流魂街での日常を少しだけ垣間見てみたり。

更にあの妙に理屈の通った(でも知的っていうんじゃなくて「悪知恵」的)戦い方と、85Pみたいな力技(こっちも好き!)が同居してる所が!
イカン、感想じゃなくてただのスキスキ萌え萌え告白集になってる…

まあいいや、どうせ自サイトだし。見に来てくださるありがたい方々も、ウチがどういう意図で出来上がってるか既に御存知だろうと気を取り直して。P108の自画像&地図ですv
身体に似合わずなんちゅう可愛い字を書くんだ末っ子。更にこの「頼まれもしないのにサインには自動的に付いてきそうな自画像」!憶えていますとも、コレ見てちまちまと類似品バナ−を作成したあの熱い日の事を…!

#90の表紙の現代コス、これを見る限りでは岩鷲、やはり相当育ったのがわかります。この頃の体形だったら花ちゃんともそこまで体格差はなかったろうに。(エロ方向に躊躇してしまうのはやはりこの「体格差」による所が大きいのか?)
手にした雑誌が何なのか気になります。(少なくとも字が読めて書けるんだなあ)

#93は今見直すとものすごく伏線が沢山。涅初登場。

そして道に迷う剣八っつあんとやちる。隊の皆が大挙して核心に迫ってるのに、隊長さん達は何て方向オンチなのだろう。でも何か元気いっぱいで好きだ十一番隊。体育会系のノリっぽい。「ウッス」みたいな。

岩鷲関連の名台詞が沢山生まれたあたりですが、納得がいかないのが「ブサイク」。そんな言うほどブサイクかなあ?32Pや87pなんか美形顔に見えるんですが…。(何となくこの辺りで「ブサイクキャラ」としてキャラ立ちしちゃったのが彼の不幸の始まりっぽい。

何にしてもこの巻、何の気紛れか花ちゃんが岩鷲に「お持ち帰り」されたおかげで、とても楽しい展開となった本編。解説者役もなかなかいい感じで、殺伐とした画面を和ませてくれましたっけ。コンビと言えば一護とのコンビもドツキ漫才みたいで好きv


例によって、箇条書きにしたのは後で何かあったときにすぐに追加できるように…
でもなあ、もう12巻発売してるしなあ。
しかもさあ、自分もっと触れるべきところあるだろうに…(すいません)