*十二巻感想*

12巻入手。ようやく時代に追い付いた気がする。
11巻は見事に岩鷲のコトで埋めてしまったものの、今回もまたそうなりそうな予感。


結局ずっと気になっていた「SSの巨悪」についての話は持ち越されたままですね。藍染隊長はホントに殺されたのか、一体何者に?そして雛森さんに残された手紙の内容は? …知りたい事が水面下で増えていきます。

そして個人的に大プッシュな八番隊v 京楽さん(京都にあるパチンコ台の会社も「京楽」)も七緒さんも大好きです。隊長の「時代劇の様式美」が上手く踏襲された感じの鯔背な雰囲気、そして背筋の伸びた副隊長。バランスいいなあv

#100冒頭にて「まだ早い」と岩鷲に手荒く「引き止められる」一護。思えばコレは「初回」でしたね。(まさか後に「あんな形」で繰り返される事になろうとは…岩鷲より更に手荒な夜一さんに乾杯v 空鶴姉さんと気が合うだけある)

それにしても「とりあえず拳で」って引き止め方を見た時は笑った。岩鷲のやるコトには轍頭轍尾姉ちゃんの影がチラチラする(笑)身に付いてしまってるんだなあ。

そして花ちゃんの「一晩で治してみせます」の顔はまさに「プロの顔」してて格好いい。実際一晩で治したなんて立派。流石四番隊!

そんな中瀞霊邸の上層では水面下で色んな企みが…。でもあからさまに怪しい市丸ギンが黒幕ってのも、あまりにもヒネリがない気がする。雛森さんが日番屋、恋次、吉良の3人を「くん」付で呼ぶ所を見ると、彼等は同期なのでしょうか?

そして爺様の「全面戦争」宣言。すいません、ずっと護邸十三隊が集結する度「何かに似てる…」と思っていたのですが、今日ようやく気付きました。「全中裏番組織」(!)に似てるんだ…!! いやあ、あまりにも意外な線で驚いた。

岩鷲の膝でヨダレを垂らして寝込む花ちゃん。(後に剣八との対峙の際、またしても涎を岩鷲の肩あたりに付けてるんですよね)それを「ごろん」と転がす岩鷲。可愛い…。WJ感想でも書きましたが、岩鷲の背中の傷の治療が、今の今まで放っておかれていたコトにはかなり驚きました。今思うとあれは「伏線」!?(ほら、「多少放置しても大丈夫」っていう…)

今回、82Pで花ちゃんの薬が偽物だというコトが知れましたが、その後剣八っつあんの霊圧にやられてガクガクブルブルしてしまったのは、やはり身体が弱り切っていた所為かも知れません。それにしてもやはり何度見ても淫靡なコマではあります、106Pの「アレ」。剣八っつあんは一晩中あそこに立って待ってたのかなあ…

WJで読んだ時、80Pの表現に鳥肌立ちました。こういうの似合うの、剣八だけだ…

岩鷲がP123で「朽木」って何度も言ってるのですが、この時点ではまだ「超有名貴族な朽木家」と同義である事に気付いてないんですかね? このあたりの花ちゃんの尻を叩いて一護との約束を全うしようとする岩鷲、すごい格好いいのにな…(人気投票〆切後だったです)

八番隊の円乗寺辰房(けっこう好きv)の傍で盛り上げてる雑魚、十一番隊の雑魚さん達と種類が同じだ(笑)チャドと京楽さんという組み合わせに「出会いの妙」を感じてしまったです。何か色っぽい邂逅で格好よかった…

ラジコンの雨竜の最もツボに入った質問の答え=『筑前煮』。手芸も上手だし、お料理もできるなんてまさに理想の奥様。いや、センスなんてね、長いこと生きりゃ「こんなもんが流行るなんて世も末だ」的な経験、何度もしちゃうもんなんだよ。だから、流行るかもよ?アレ…(ちっとも褒めているように聞こえない)

番外編は「思えば遠くへきたものだ」感が込み上げる掌編。これはホームシック的な感情なのか。自主制作の青春映画のような雰囲気です。


例によって、箇条書きにしたのは後で何かあったときにすぐに追加できるように…
やはり既にWJ感想にて色々言い尽くしていて
重箱のスミ状態になってしまうなあ。