*ヌルい「岩花的」語り*

本当にヌルい…
まあ、そういう感じだと思ってやってください。
岩鷲スキー視点の岩花愛です。

何だか気がつくとハマってます「岩花」。実のところ、色んな意味で「何故岩花なのか」と聞かれると、とても後ろめたいアレコレがあれど、ハマってしまったなら仕方がない。この先も緩みながらのぼせて行こうと思います。

私が岩鷲を何より誰より好き、というのは当初から全く変わっておりません。そしてコンビ(というか掛け合いの相手)としては一護との会話が最も楽しい。では花太郎との間には何があるのか。そのへんを考察していこうかと。

志波家の末っ子である岩鷲は「優秀な兄さん」「強い姉さん」の背中を見ながら育ち、そこに何か越えられない壁みたいなものを感じてる気がする。でも悲観的じゃなくて割とありのまま受け入れてるというか。…で、兄姉の生き方はそのまんま理想となってる。でも残念ながら末っ子である岩鷲にはそれを示す場がない。だから常に庇護する存在を求めている。

流魂街での舎弟連中というのはそういう存在だと思います。一方的に世話する「頼れる兄貴」を演じ、常に貧乏籤を引いてるようなスタイルを誇示しながら、実は無自覚に共依存的。彼等がいなければ岩鷲は「優秀な兄さん」にも「強い姉さん」にもなれないのだから。

「誰かを護りたい、誰かに頼られたい、万年末っ子の位置から脱したい」この思いは、岩鷲に必要以上の「アニキ」属性をくっつける事になる。(ナチュラルに兄さんである一護とは異質な、観念的な「兄」なんよな…)

#93瀞霊邸にて「無意識に花太郎を連れてきてしまった」というのも、何だかこの辺に根っこがありそうな気がする。「キライだから死んでもいいなんて…」のあたりで、瞬時に「偽アニキセンサー」(「守ってやらにゃ」という押し付けがましい衝動が動力源)が発動していたような。哀れな花ちゃんて格好の「庇護欲」の対象ですよね。

花太郎の方は暫く岩鷲を「偽アニキ」と気付かないままに、素直に担がれたり護られたりしてる。岩鷲もここぞとばかりに「優秀な兄さん」「強い姉さん」に準じる。欲望の充足。何だかそう考えるとものすごくエロな関係に思える…のは私だけか。

で、「偽」の化けの皮が剥がれるのは例の年末年始のアレ。花太郎は初めてスの岩鷲を見る。岩鷲自身も全く無自覚だったスの部分。あの場面で二人の関係に逆転が起こる。憧れてやまない「優秀な兄さん」「強い姉さん」を見せるのは花太郎の方。

何となくこうしてだらだらと書き出してみて「うゎ、自分すごいハマってたんだなあ」とちょっと驚きました。まだ書きたい事あるので続きもそのうち。

 

酔ってるような気もするがまあいいや。