帝劇春公演「マクベス」大神一郎総合演出 第6話
ふたたび由里を抱く! 後編
「だめ、もう、欲しいの……」
受付机の下に潜む大神を、由里はとろんとした目で見下ろした。
「もちろんだよ、由里くん」
大神隊長はもちろん二つ返事である。相手が悦ぶ返事は早ければ早いほど好感度は高くなる。ただし返事が早いというだけでは意味がない。
有言実行は大神の美徳の一つだが、ここでもその美徳が存分に発揮されることになった。
「ぁぁぁぁぁ……っ!」
当世風の赤いスカートを脱がされて下半身だけ剥き出しになった由里をバックから突き立てる。
「はぁっぁっぁぁぁんっ!」
悩ましげな喘ぎを上げて由里の手は資料棚を掴んで震えた。由里が悦楽にもがく度にカツンカツンとヒールが乾いた音を立てる。
事務局奥にある事務資料の保管棚の間でオオカミと美女が後背立位でまぐわっていた。
スーツの上着のボタンは外され前ははだけている。大神の肉刀が女壷に深く突き刺さってゆくと由里の体は歓喜に震えのけぞった。
「はぁっ、くぅ……っ! ぁっ、大神さんっ、すご…い……!」
顔だけ振り返り涙声でオトコの逸物を激賞する。
さっき受付でいじくり回された肉膣はすっかり熟れ、大神の狼虎滅却を押し潰さんばかりに包み込む。秘裂と肉剛直の合間から愛汁がしたたり由里の内腿を垂れ落ちている。
「すごいよ由里くん……汁が……溢れ出てるじゃないか……」
「はぁっぁっ、だ、だって、大神さんが……」
「俺のせいにするなら、抜いちゃうよ……」
大神は腰を引いた。ゆっくり、ゆっくりと。
汁まみれの内襞をオオカミのカリ首がゆっくりゆっくり返してゆく。
「はぅぅぅんっ! いや、そんな、ゆっくり、なんて……!」
激甚な刺激を撒き散らしての巧遅な撤退に由里は我慢できず追撃しようとする。浅ましくも大神に尻を押しつけてきた。
「うっ! 由里くん、すごくいいよ……!」
肉質の圧迫感をまともに受けてオオカミも苦しそうに唸る。
「ぅっ、ぅんっ、き、気持ちいい? 大神さん、気持ち、いい?」
嬉しそうに口の端に笑みを浮かべる。熱くぬめった秘肉は雌の性にますます盛り、肉狼を絡め取り締め上げてくる。
「はっぁぁっ、ぁぅ、ふ、深い……はぁぁっっっ……!」
よだれが垂れるのも構わず、肉刀の食いこみの深さにただただ喘ぐ。
ヌチュヌチャヌチャ……
由里が大神に尻を押しつけ身じろぐ度に汁っぽい音を立つ。
「あふぅっ、ぅっ、んぁぁ……っ!」
「由里くん、声が大きいよ」
場所もわきまえず嬌声を上げる由里に注意する大神隊長。ここは事務局だ。
「はぁっ、ぁっぅんっ、だ、だって、はぁっはぁっはぁっ、大神さんが……」
「俺が、何……?」
「大神さんが……大きくて、はぁはぁはぁ……深いんだもん……」
荒い息を吐きながら由里は甘ったるく答えた。風組隊員の淫乱極まりない返事に花組隊長が憤るのもむべなるかなである。
「これのっ、せいだってっ、言うのかい……っ?」
静止していた腰を突然激しく振り始め、パシィンパシィン……やわらかい尻肉が弾ける小気味のいい音が聞こえる。
「ぅぁっ!? ぁぁんっ、はぁんっはぁんっハァンっ、いやっ、いやっ、気持ちいい……っ!」
強靭な腹筋から繰り出される太魔羅の抽送は由里の肉襞を激しくこすり一番奥にガンガン打ちつける。
ぬちゅっぬちゃっぴちゅっぬちゅっ……
由里の女壷の中で汁が撹拌される音が二人の聴覚を侵す。
「聞こえるかい、このいやらしい音が、由里くんっ!」
「いやっ、はぁぁっ、はぁぁぁぁぁン……っ!」
理性までかき回されて由里は壊乱の態で喘ぐばかりだ。
声を裏返らせて喘ぐ由里はかわいい。でももっともっと乱れてほしいと思った大神は新たなる作戦に出た。すなわち山作戦に変更である!
「ぁぅぅ……っ! っ? はぁっはぁっはぁっ、お、大神さん……?」
突如抽送やめてしまった大神を戸惑いの眼差しで振り返る。
「動かざること山の如し。由里くん、またゆっくり抜いてあげるよ」
尻肉を鷲掴みにして由里の尻をゆっくり自分の腰から押し離す。
「いや、どうして……?」
「由里くんの困った顔が見たくなったからだよ」
問答無用待ったなしで引き抜きにかかる。
「ぅっ、くぅぅぅぅ……っ!」
ゆっくり抜かれると激甚な刺激が緩慢に与えられ続けることになる。カリ首の返りに肉襞の柔な部分をえぐられ歯を食いしばる。
秘唇がカリ首に引きずられ、由里の堅忍不抜はたちまち破られてしまう。
「ひっ! ぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」
肉刀が引き抜かれる空閨感は心身を空しくするが、その際の刺激を雌性は忘れらなくなる。
「はぁっはぁっはぁっ……ぁくぅ……っ!」
資料棚の棚板を掴む手が震え、頭を落とす。体中が汗ばみ、観劇客たちの間でちょっとした話題になっている由里のモガ・スタイルは今や本人にとっても邪魔物でしかない。
「大神さんの意地悪……」
はぁはぁはぁ……と肩で息をしながら恨み節の由里。目尻に涙を溜め、熱っぽく睨んでくる。
「いやらしい由里くんの相手は疲れるんだよ」
と言いつつ自慢の肉刀を由里に突きつける。疲れるどころかますます強壮剛健の肉魔羅だ。むくつけき肉の怪異が雌汁のためにぬらぬらと光る様に由里は目を離すことができない。
「はぁはぁはぁ……お願い、大神さん……して……」
大神にしがみつき甘えた声でおねだりする。しがみつく由里を抱いたまま大神は資料の閲覧机に乗っかった。
「こうしてるから由里くん、自分で入れてくれ」
腕を取り、引き寄せて自分の腿の上にまたがらせる。
はぁはぁはぁ……由里は甘い息を吐きながら大神に抱きついてきた。
「大神さん……」
甘えるような、ねだるような声音で由里はなじってきた。
「大神さんが、はぁはぁはぁ……こんなに意地悪だなんて……ふぅふぅ……知らなかったわ……」
由里の頭を力強く押さえ、しかし優しく撫でる。
「俺も由里くんがこんなに淫乱だとは知らなかったよ……」
それからモガの赤いスーツをそっと脱がせた。
「うそつき……」
大神の為すに任せながら、由里は口許をほころばせた。
既に胸ははだけ、乳房が露わになっている。
あまりに素晴らしい球面を見せるので大神はおもむろにそれぞれの先端乳芯を摘んで優しく押し潰し、ひねり、摘み上げた。
「やっ、ぁぁんっ……!」
刺激が電気的だったのか、ビクビクッと震えて上体をひねり、ねじり、折って刺激から逃れようとする。しかしこの美乳に関する排他的独占権を由里は大神に与えてしまっている。大神はその特権をフルに堪能して由里に報いなければならない。
「乳首、弱いね由里くんは……」
「はぁっ、ぁンっ! 大神さんが、うますぎ、ぁっ、くぅぅぅ……っ!」
由里の反応は男冥利に尽きる。褒めてくれたのでお礼に硬くしこった乳核をこりこりとほぐしてあげた。
「ぁっぅぅンっ! はっ、ぁぁぁぁ……っ!」
だがいくら丹精をこめてこね回しても、乳首はいっこうにほぐれない。それどころかどんどん硬くなっていく。乳房から浸潤する甘い痺れに耐えられず由里は大神の手首をぐっと掴んだ。
「由里くんばかり気持ちいいなんてフェアじゃないよ」
大神の言葉に由里は顔を上げる。由里も秘裂の切なさに顔を歪ませている。
「だ、だって、大神さんが……」
何かと大神のせいにする。そんな風に甘えられても大神の下半身が激怒するだけだ。
「人のせいにするなら入れてあげないよ」
乳房を揉みながら乳首を舌先でなぞった。乳輪ごと甘噛みし、上唇と下唇で乳突起を食む。
「ぁっ、ぁぁぁ……! くっ、ちょ、調子に乗って……!」
怒る由里もかわいい。なのでそのまま乳房から上腕を押し上げて腋の下を舐めてあげることにする。ここは由里の数ある弱点の一つとなっている。
「はぁっ、い、いやっ、汗っぽいから、……っ!」
そんなこと言ってもやめたら怒るのだ。逆恨みされたらかなわない大神としてはペロペロ誠意を込めて舐めるあるまい。
「ぁぁっ、やめ、ほ、ホントに……!」
二の腕の内側に舌を這わせると「はぁぁぁ……っ!」とふるふる震えた。
「はぁっはぁっはぁぁっ……だめって言ってるのに……!」
涙目で睨みつけてくる。眉根の崩れ具合が由里の理性の壊れ具合を教えてくれる。いい頃合いだろう。
「そろそろ由里くん、頼む……」
大神は由里を舌撫責めから解放した。だが山作戦に変更はない。
「自分で入れてくれ、由里くんのはしたないところが見たいんだ……」
およそ女にかける言葉ではないが、大神とはしたないことがしたくてしたくてたまらなくなっている由里はコクン……と頷くと腰を上げた。
「はぁはぁはぁ……」
手を伸ばし、天高く聳立する肉魔羅を握り締める。狼虎はこれまでの由里の痴態にいたく立腹のご様子で、青筋を浮かべてピクピク震えている。鈴口からは怒り汁が漏れ出ていて、オオカミ隊長の怒りの深さを雄弁に語っていた。
「ん……はぁはぁはぁ……んぁ……」
右手で太魔羅を支えると、今度は左の指で自らの雌門を押し開く。
ヌチュ……と妙に湿っぽい音を立てて肉狼の顎が雌の柔肉を捉えた。腰を下ろすにつれて秘唇が圧し拡げられてゆく。由里の秘裂は業の深い淫にぬめっており、太魔羅で昇天させねば涅槃に往けぬ。
「ひっ、ぅっ、大神さん、太い……」
それでも由里はゆっくりと腰を下ろしていった。秘肉が割れ男根を呑み込んでゆく。
「ぃぁ……っ! ぁ、はぁぁぁぁぁ……っ!」
ヌブヌブ……と男の肉棒を貪り咥える。
「はぁっはぁっはぁっ……大神さん、は、入った……!」
由里の中はまるで吸うように男のモノを絡め取り、挙句にぎゅうぎゅうに締めつけてくる。
苦しそうな声とは裏腹にその表情は歓悦に歪んでいた。
「ぐっ……! 由里くん、すごく締まるよ……!」
大神に褒められて嬉しそうに口の端を吊り上げる。
「ねぇ、大神さん、はぁはぁはぁ……私、名器……?」
そういうことを気にしているようだ。狼少年といえば嘘つきの代名詞だが、帝都のオオカミ青年は真っ向正直が名にし負う美徳である。
「ああ、すごく気持ちいいよ、由里くん……!」
大神の辛そうな表情が無性に愛しくなった由里は嬉しそうに宣言した。
「う、動いてあげるね……」
有言実行、由里はゆっくりだが腰を上下に揺らし始めた。
「んふっ、ンっ、ぁっ、ぁっ……」
ぐちゅっぬちゅっぬぢゅっぐぢゅっ……
嬌声と吐息に混じって粘着質な音が聞こえてくる。
上下の律動に合わせて由里の豊かな乳房も上下に揺れる。大神は両手で乳房を掴んで揉みあげる。ツンと勃った乳首が生意気なので摘んでコリコリこね回した。
「ぁっ、はぁっ、ぁぁっ、ぁぁぁぁんっ!」
由里の歓喜に喘ぎ悶える媚態に大神の肉弾隊長はますます態度を硬くし由里の肉壺を責め苛む。
「はぁっはぁっはぁっ、気持ちいい? ねぇ、気持ちいいって、言ってよ……!」
大神に褒められたくて褒められたくてしょうがないのだ。風組は縁の下の力持ち、花組隊長から直接感謝される機会は花組隊員たちよりは少ない。
甘ったれた由里があまりにかわいいので大神は抱きしめた。前座位になって由里も縋るように大神に抱きつく。
「気持ちいいよ、由里くん! 由里くんの中、ぬめぬめしてていやらしくて最高だ……!」
「大神さんもっ、はぁっはぁっぁぁんっ、硬くて、大きくて、はぁっはぁっす、すごっ、気持ちいい……!」
涙目で大神の横顔に取りつき、頬っぺたをペロペロと舐めてきた。大神も頭を返して唇を奪う。唾液したたる由里の舌を舐め、吸い、絡める。キスを離して次は下顎をねぶって首筋に唾液を這わせた。首筋をねぶると由里はビクビクっと肩を震わせる。この反応がエロいので大神は病みつきになってしまう。
ぬちゅぐちゅっぬぢゅっぐちゅっ……はしたない言葉と浅ましい汁音が閑散とした事務局の温度と湿度を上げる。
由里の首筋と肩口を舐めながら大神は由里の背中にあった右手をさするように降下させ、柔らかそうに波打つ尻肉に至った。尻溝を指で撫ぜた時、由里が驚いた顔で大神を見たが、たちまち驚きは悦苦に変わった。
「お、大神さんっ、お尻はだめ、ぁぁぁぅぅぅ……っ!」
菊門をほじくり返されのたうち回る。だが大神にしっかり抱かれているので逃げ場がない。
「ぅっ、くぅぅぅ……っ!」
アナルを侵される被虐に由里は動きを止めてただただ歯噛みするばかり。
「動きが止まってるよ、由里くん」
大神が腰を動かし始めた。
「ぁっ、ぁぅ……っ!」
再び膣内をかき回される快感が由里を衝き上げ始める。同時にヌブヌブ……大神の指は菊門皺皮をほじりあけて侵入していった。
「あぐぅぅっ! はぁんっはぁっはぁンっ!」
「ぐっ、締めつけが良くなったね、由里くん……っ!」
尻穴を塞いだ途端に由里の締め付けはさらに強くなった。
「いやっ、クリトリスが、こすれる……!」
悶えるあまり前かがみになってしまい、大神の腰に陰核が擦れたのだろう。衝きぬけるような刺激に息絶え絶えにされる。
尻をほじられて本来の淫性が出てきたのか、由里は上下運動を再開した。さっきよりも激しく腰を振る。大神も由里の動きに合わせて腰を振り始める。大神の宗旨替えに気づいた由里は嬉しそうに嗤った。
「いやっ、ダメ、いく、もう、だめぇ……っ!」
大神の背中に腕を回してモギリのチョッキを鷲掴みに震える。乳房の揺れに同期して玉の汗が飛び散る。
「俺もだ由里くんっ! 中に出すよ……っ!」
よほど絶滅危惧種という自覚があるのか、ニッポンオオカミは種の保存行為に躍起である。
「だめっ、中は、ぁくぅっ、ぁぁっ、だ、だめ……っ!」
「いくぞ由里くん……っ!」
制止の声をものともせず大神の腰つきは猛然としたものになる。太柱でガンガンに突き上げる度にパシィンパシィン……と由里の尻肉が弾けた。
「ぁっぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁ……っ!」
「ぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
由里が絶頂天に達し、大神も吠えながら由里の中に男汁をぶちまけた。熱いほとばしりを中いっぱいに射ち出され、その熱さに痺れる。
「はぁはぁはぁはぁ……」
よだれを垂らしながら惑乱した目つきで大神を見つめる。泣きそうな切なげな瞳に捉えられて大神も次の言葉しか思い浮かばない。
「はぁはぁはぁ……由里くん、ごちそうさま。すごくおいしかったよ……」
とびきりの獲物を食べることができてオオカミは満足そうである。
「バカ……」
由里は言って大神にキスしたのだった。大神はアイリス、レニとかくれんぼの最中であることを完全に失念しているようだ……
かすみが戻ってきたのは5時前だった。レビュウのない日は事務局は5時で閉めてしまう。もちろん職員は5時には上がれないが、外来客の相手をするのとしないのとでは大きな差がある。
「ごめんなさい由里、全部任せきりになってしまって」
かすみは申し訳なさそうに謝った。
「そんないいですよ。かすみさんも仕事で留守にしてたわけだし」
由里は上機嫌だ。いつもならブーブー文句言うくせに。かすみは「?」と首を傾げた。
「由里、何かいいことでもあったの?」
由里が答えようと口を開けかけたとき、
「由里くん、手伝いにきたよ」
大神が事務局に入ってきた。
大神の入来に由里はニッといたずらっぽく笑い、戸惑うかすみの手を取る。
「かすみさん、仕事は全部大神さんがやってくれるって! もう5時だし私たちは上がらせてもらいましょう。日本橋に行きたいんですよ、急げばまだ三越も白木屋も開いてるでしょ?」
「いいっ!? 全部俺が一人にやれっていうのかい!?」
大神びっくりである。大神は手伝いに来ただけだ。あくまでも主はかすみと由里であって、大神は従のはずだ。
「当たり前でしょ、私の仕事の邪魔したんだから。それに下着と新しい服が欲しいのよね」
大神のせいでどっちもメチャクチャになってしまった。替えの下着とスーツを常備していたから良かったものの、さすがに噴飯モノだ。弁償しろとまでは言わない。由里にしてみれば感謝されたっていいくらいだと思う。もちろん、嬉しかったし気持ちよかったからだが。
「大神さん、由里の邪魔したんですか?」
問題ばかり起こす弟を見るような困惑の目で大神を見る。藤井かすみという人はエロい時と平時とでは大神を見る目が大違いだ。
「うっ!」
否とは言い返せない大神は言葉を詰まらせた。勝ち誇ったように由里はもう一度宣言した。
「大神さん、じゃあ後はよろしく!」
戸惑いから抜け出せないかすみの手を強引に引っ張って由里は出て行ってしまった。
「……ひどいよ、由里くんもかすみくんも……」
広い事務室にぽつねんと独り残された大神はトホホ……と泣き顔になった。机の上には未開封の封筒と未決裁の書類が束になるほど積まれていたのである……。
つづく
【あとがき】
久しぶりのマクベスです。マクベスというお芝居とは何の関係もないエロですね。エロを書くのは本当に久しぶりです。本当に難しいです。
榊原由里というキャラは、最初のエロの頃は非処女でいいんじゃないかと思っていたキャラです。大正時代でモガですので男性経験があってもいいんじゃないかと思いました。それは男遊びをしていたというわけではなくて、ちゃんとした恋愛の結果という意味でです。でも「サクラ大戦 熱き血潮に」での由里を見ていたら処女にしか見えませんよね。
それに随分前に由里ファンの読者様からも「あれは処女だろう」という内容のご指摘をいただきました。
全くその通りだと思いましたので、織姫エロ直前のエロ相手に由里を選びました。
昼にエロするだけなら誰でもよかったわけですが、由里がエロに不慣れっぽいシーンを出したかったのと、この由里ファンの読者様が熱く語ってくださったからという理由で由里を選んだ次第です。
ちくま文庫に『大正時代の身の上相談』(2002)という本がございます。
大正時代、読売新聞に寄せられた身の上相談に同紙記者(女性と思われる)が答えています。
サクラ大戦SS(帝都)のネタとして使えそうです。
具体的にどんなお悩み相談があるのか目次から紹介させていただきます。
以下のお悩み相談を僕なりに加工して、帝国歌劇団の女優たちに答えてもらう話を考えております。読者の皆様もよろしければ、どの悩みがおもしろそうか吟味してお聞かせいただきたいです。具体的でないので内容がわからないものばかりですが、女性陣が大神を証人喚問したくなるようなものもたくさんございます。
・接吻されて汚れた私 ・人格者の父に妾が ・女優になって活躍したい ・永久に兄として慕いたい ・無為な生活ならいっそ死を ・頭の中は女の子のことばかり ・このままでは落第 ・恋をとるか友情をとるか ・一度汚れたこの身でも ・結婚に希望が持てない ・年下の男を救いたい ・もう異性で悩みたくない ・求婚する勇気がない ・腐れ縁を切りたい ・親友の妹に振りまわされて ・不良少女の誘惑 ・唯心的に見れば…… ・女飛行家になりたい ・上司の娘か下宿の娘か ・彼がいいが貧乏はいや ・恋人の心変わりが心配 ・養子をいやがる婚約者 ・理想に合わない許婚 ・慕ってくる少女を裏切れない ・二人の女と婚約してしまい…… ・自由結婚なんていや ・親が勝手に結婚調査を ・娘の求婚者が醜いので断りたい ・易者に相性が悪いと言われ…… ・縁談を断った相手が忘れられず ・結婚か勉学か ・女医として成功したが…… ・下女に手を出す役人の夫 ・みだらなことばかり言う夫 ・純潔を疑い自白を迫る夫 ・処女じゃない妻に嘆く夫 ・ミカンを20個一度に食べる夫 ・植木まで消毒する妻 ・心が美しすぎる妻 ・我の強い妻を導くには…… ・勝気でわがままな妻 ・冗談から離縁に? ・非処女と結婚して後悔 ・夫への失望を抱えて ・子供が産めない妻 ・暴言を吐く妻 ・趣味が違う妻 ・身持ちの悪い夫に愛想がつき ・縁談相手に告げ口されて ・将来を誓った女に裏切られ…… ・妻への不満と姪への思慕 ・弱い者いじめの世間に復讐を ・親友の妹が品性を汚されて ・看護婦の品性をただしたい ・男女間の友情を信じた女 ・不倫の恋愛中に縁談が来て…… ・人妻と兄妹として交際したい ・人妻との清い交際を疑われた男 ・年下の女の上司 ・親に出世を期待され…… ・行儀の悪い義妹 ・臆病で神経衰弱な少年 ・極度の恥ずかしがりで病弱 ・愛敬がないと言われる妻 ・怒りっぽくて無口な少年 ・情緒に乏しい私 ・毎日ひまですることがない ・働き者が馬鹿に見える ・やけ食いや衝動買いばかり…… ・雷が恐い男 ・どうしても禁煙できない女 ・虫が嫌いな主婦 ・使いにくい女中がいや
以上のような感じです。これで全てではありませんし、この本は当時の新聞を再編集したものですので原文のままでもありません。原文の方が雰囲気が出ていいのですが……
帝劇女優だけでなく巴里組や帝劇三人娘、かえで、ご母堂の方々、そして大神たち男性陣が乱入するのも楽しいでしょう。海外組はたまたま来日中だったことにすればいいだけですから。
特に結婚や恋愛に関しては大神を交えておもしろい話をするのでしょうね。僕にそれを描く能力があるかは別問題なのが悩ましいです。
今回はワードで10ページでした。次回は織姫ですがエロは次々回になる可能性があります。
【御協力をお願いします】
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