■ 森田しほの雑誌掲載と単行本出版の記録です。
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BL(ボーイズラブ)・JUNE・やおいとは、主に女性向けに書かれた性描写を含む男性同性愛風恋愛関係を扱った創作のことです。
最新更新 2012.07.18
…幻冬舎ルチル文庫『深海の太陽』情報
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最新情報** 幻冬舎ルチル文庫 2012/07/18発売
深海の太陽
イラスト/山本小鉄子先生書き下ろし 本編+おまけ短編『ひとひら』
カメラマン さわやか系ワンコ(25)×やさぐれ系ツンデレ(30)
(あらすじ)
ゲイのフリーカメラマンの浅生真琴(あそう・まこと、30歳)は、十年前隣家に住んでいた鮎川光輝(あゆかわ・こうき、25歳)と再会する。光輝は子どものころからの夢を叶え、風景写真家として名が売れ始めていた。
十年前、母親とその再婚相手と共に暮らしていた中学生の光輝は、家庭に居場所がなかった。その姿に少年時代の自分を重ねた浅生は光輝を気にかけるようになり、光輝は浅生に淡い恋心を抱く。だが浅生は光輝を拒絶し遠ざけた。
見違えるような明るい好青年に成長していた光輝は、再会した日の晩に浅生の室を訪ねると、「ずっと会いたかった」「あなたを抱きに来たんだ」と言い出し浅生を驚かせる。受視点三人称。大好物の年下攻です。「海」とタイトルに入っていますが、作中に海は出てきません。あらすじにカメラマンとか風景写真家とか書いていますがお仕事描写はありませんので、お仕事ものが好きな方はがっかりご注意。
巻末のおまけ短編は、本編から二年後の蜜月話。一緒にお風呂に入ったりします。初めてプロットから編集さんに見てもらった作品。緊張と新しい発見の連続でした。
→おまけのおまけ おまけ短編『ひとひら』の続き。小ネタ。友人カップルの夏希&久坂とカニ食べたり、浅生の恩師・加納も出てきます。
単行本 2011年 [文庫]
幻冬舎ルチル文庫 2011/12/15発売
罪の海に満ちる星
イラスト/竹美家らら先生書き下ろし 本編+おまけ短編『恋人の時間』
同級生 堅物(17)×問題児(17)
(あらすじ)
高殿義久(たかどの・よしひさ)は高等部二年に進級した春、大伯母に養子の遊美学(あすみ・まなぶ)のめんどうをみてほしいと頼まれる。
問題を起こし前の学校を退学したと聞いていたが、学は言動に幼いところがあるものの明るく快活ですぐに周囲に馴染み、新しい学校での生活は順風満帆に思えた。 だが寮の部屋で二人きりになると、学は執拗に性的な関係を迫り義久を困惑させる。
七年前、母親に捨てられた十歳の学にとって、十七歳の兄は世界のすべてだった。同級生カップルの物語ではありますが、内容に近親姦を含みますので、苦手な方はご注意ください。攻視点三人称。
巻末のおまけ短編は、五年後+高校時代の回想。甘々です。→おまけのおまけ おまけ短編『恋人の時間』のさらにおまけ。小ネタです。義久と学のことを知って気まずい巧明。
→『兄の手』 兄(17)×マナブ(10)。本編の元になった掌編です。低年齢かつ近親姦。内容はほぼ『罪の海…』内の回想部分と同じですが、こちらは直接的な性描写がありますので閲覧ご注意。
2008年 [文庫][電子書籍]
二見書房シャレード文庫 2008/02/28発売
僕に飼われてみませんか
イラスト/祭河ななを先生書き下ろし
年下攻 世話好き高校生(17)×かわいこちゃん大学生(20)
(あらすじ)
高校二年生の雛形篤(ひながた・あつし)は兄の友人である大学生真幟蛍(まのぼり・けい)に家庭教師をしてもらうことになった。ところが蛍は篤に奇なことを持ちかける。
「夏休みの間、僕に飼われてくれないかな」
好奇心から承諾した篤は、すこし風変わりなところはあるがかわいくて寂しがりの蛍に惹かれていく。甘い時を過ごしていた二人だが、篤は自分が、蛍が高校時代に好きだった男の身代わりであることを知ってしまう。世話焼き攻が、お目目うるうるのかわいこちゃん受に振り回されます。タイトルは受のセリフですが、中身は攻の一人称です。初めての単行本。初長編。
→おまけ話『誕生日』 本編から半年後の篤と蛍。甘々。
雑誌掲載 2007年 [雑誌]
『本気なのに』
雑誌「Charade」 (二見書房) 2007年03月号 (2007/01/29発売)
イラスト/あおぎり尊先生創刊13周年記念企画 「はえぬき新人 競演ショート」 / テーマ「エロ」 / お題「アイドルとマネージャー」
年下攻 元ボクサーのアイドル(20)×元アイドルのマネージャー(26) 原稿用紙 11枚
(あらすじ)
若原鋭士(わかはら・えいじ)はプロボクサーだったがケガで引退、芸能界入りした。自分をスカウトしたマネージャー鳥居尚人(とりい・なおと)に執着を持ち肉体関係もあるが、尚人はいつも鋭士の気持ちを躱してしまう。↑…という設定なのですが、内容は「新春コンサートの楽屋でエッチ」です。
お題を活かした話になっているかドキドキしながら書きました。短い話は好きなので楽しかった。
2006年
[雑誌]
『声も出ないほど』
雑誌「Charade」 (二見書房) 2006年11月号(09月29日発売)
イラスト/桜遼先生雑誌初掲載 / 第11回 シャレード新人小説賞 期待賞作 (投稿時タイトル『青い鳥』)
大学生カップル 気弱攻×ひねくれ受 原稿用紙 114枚
(あらすじ)
若槻雅臣(わかつき・まさおみ)は恋人日吉武人(ひよし・たけと)にいつもつれない態度ばかり取ってしまう。
若槻は大学の先輩に犯された過去があり、日吉への気持ちが深まっても、先輩の言葉を思い出し素直に気持ちを示せない。お人好しで一途な日吉を好きになるほど、ひねくれた自分が嫌になり、若槻は別れを考えるようになる。初めて「賞」とつくものをいただいた作品。初めての雑誌掲載。
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