世紀末の恋人
(C)森田しほ 2002 All rights reserved


 

「あの子、未成年じゃないのか」
 上機嫌なようすの秋津を腕を捕まえて、嶋野が言う。秋津はキャビネットに並んだ洋酒を物珍しそうに眺めている少年に向かって声をかけた。
「なあ君、齢いくつ」
「ハタチ」
 “打てば響く”というぐあいに、少年は笑顔で答える。
「だってさ」
 秋津はにやにやと笑いながら嶋野を見た。こういうときの秋津は、いつも不自然なほど機嫌がいい。嶋野の手をやんわりと押し返すと、少年に向かって歩きだす。バルコニーに面した窓から見える夜景に目を奪われている少年を、後ろから抱きすくめた。
「すごい部屋。ホテルみたいだね」
「風呂も広いぜ。一緒に入ろう」
 少年が向き直り、長身の秋津にぶらがるようにして唇を合わせる。秋津は少年にすっぽりと覆いかぶさるようにして抱きしめながら、憮然としたままその場を動こうとしない嶋野に目線を送る。
「なにしてるんだ、おまえも来いよ」
 くちづけの合間に秋津が言う。すぐに少年の舌が追ってきて、その唇を塞いだ。
 嶋野が苦々しい顔でネクタイを襟から抜く間に、秋津は濃いブルーのシャツを脱ぎ、少年のサマーセーターに手をかけている。こんなことは何度も経験済みであったが、嶋野はいつまでも慣れることができない。少年の手が器用に動いて、秋津のベルトを緩める。
 秋津は資産家の三男坊で、現在一人住まいをしているこの室は、バブル時代に戻ったような豪勢な作りのマンションの最上階にある。無駄に広い室は週に三日家政婦がやってきて掃除をしているそうだ。織りの厚いカーテンに、肌触りのよい絨毯。壁に直に嵌め込まれた鏡は、間接照明を映して金色に輝いている。リビングの隅にはホームバーが設えられていた。秋津自身は恵まれた環境あまり頓着がなく、その点では厭味なところはない。しかしそれでも、この室を訪れるたびに、自分の二間の賃貸マンションを思って嶋野はため息をついてしまう。
 秋津と嶋野は大手と言われる商社に勤めるサラリーマンだ。部署は違うが同期ということもあって、飲み会で同席することもある。いつも仕立てのいいスーツをすらりと着こなして、堂々とした物腰に西欧人めいた彫の深い顔立ちをした秋津は、当然のように女子社員に人気がある。どちらかというと地味なタイプの嶋野とは、接点がない。会社でも飲み会でも、ほとんど口をきいたことはなかった。それがいったいどうしてこんなことになってしまったのか、嶋野自身わからない。それは秋津も同じで、お互いの出方を伺う状態が、最初のくちづけを交わしてから一年近くも続いた。

 

     *

 

 よく目が会う。気づいたのはいつだったか。隣席の女子社員を見ているのだろう。自然にそう思った。その年の新卒で入ってきた彼女は、なかなかの美人だった。髪をいつも凝った形に編み込んでまとめていて、すっきりと長い首を剥き出しにしている。うなじの白さが眩しい。取引先と不毛なやりとりをして疲れきっているときなど、姿勢よく座って黙々と仕事をこなしている彼女を見るとほっとした。
 その晩は秋津と彼女を含む同僚数人と軽く飲んで、あたりの地理には詳しくないと言う彼女を駅まで送った。彼女と別れた後、嶋野はバスのロータリーを囲む植え込みに腰をかけて、缶コーヒーを飲んだ。駅前は混雑していたが、ここはちょうど死角になっている。息をつくと、ネクタイの結び目に指を入れた。思っていたより酔っているようだ。何人かは抜けたものの、まだ店では盛り上がっている。しかしこれから戻るのもめんどうだ。このまま
「帰るのか」
 急に声をかけられて、コーヒーが気管に入った。激しくむせると、おそるおそるのように背中をさすってくる。
「大丈夫か」
「あ……ああ、大丈夫だ。悪いな」
 息を整える。残っていたコーヒーで喉を潤してやっと人心地ついた。
「酔ってるのか」
 そう言う秋津のほうが、よほど酒くさい。いつもなら余裕を失わないていどにしか飲まない秋津が、めずらしく深酒をしているようだ。目が座っている。睨むような視線にいたたまれなくなり、嶋野は目を伏せた。
「今日はもう引き上げるよ」
「彼女とつきあってるのか」
 秋津の声は低くざらついていた。唐突に尋かれ、なんとなく返答に詰まった。重ねて問われ、やっと口を開いた。
「彼女って、音瀬さん?」
「ああ」
 違う、と答えようとして立ち上がった。秋津のほうが背が高い。仏頂面が近づいてくる。ビールと日本酒とサワーのにおい。スーツからは煙草の移り香。秋津は煙草はやらない。すくなくとも、吸っているのを見たことはない。フレグランスと汗の、好ましいにおい。乾いた唇と、その内側の粘膜の感触。舌。ふれあった頬の感触が粗い。夜なのだからしかたしないし、不快ではなかった。だいいち、お互い様というものだろう。
 離れると、呆然としたまま見つめ合った。秋津も自分自身の行動に驚いているようだった。いくら酔っていても、普通男とキスはしまい。
 無言のまま別れ、会社でも何事もなかったように過ごした。数日後、部屋に来ないかと誘われた。断る理由がないのでついて行った。招き入れられた豪華な室内に驚く。広いリビングのソファの上で、二度目のキスをした。素面だった。
 秋津は確かに魅力的な男だ。しかし、彼に対して恋愛感情を持っているとはどうしても思えない。混乱している。信じられないのは、男とキスしたことより、あれ以来秋津のことばかり考えていることだ。
 秋津は頻繁に飲み会に参加するようになった。女性グループを誘いやすくなったと同僚たちは喜んだ。適当に盛り上がったところで抜け出し、駅に向かう。秋津は私鉄、嶋野はJRを利用していた。別れる時にくちづけを交わすのが習慣になっていた。こんなことが続いても、まだ心のどこかで、これは弾みだと考えていた。認めることを恐れているのだろうなどと冷静に分析しながらも、秋津にのめり込んでいった。
 その晩も、駅に向かって秋津と二人で歩いていた。並んで、ゆっくりと。嶋野は見るともなしにネオンを、秋津は、次に入る店を物色しているように周囲に視線をやっていた。急に腕を引かれ、並ばなければ通れないほどの路地に連れ込まれた。行き止まりに近い暗がりまで行くと、抱きすくめられキスされた。いつもとは違う手順に戸惑いながらも応じる。
 秋津の手が脚を撫でまわす。尻を掴まれて、嶋野はぎょっとして被さってくる身体を押し返した。
「おい、ちょ……秋津」
 やめろ、と言おうとした口を塞がれた。今度は嶋野も、はっきりと拒絶の態度をとる。
「やめろよ。こんなところで」
「ここじゃなきゃいいのか」
 思わず口をついた言葉の揚げ足を取られて、嶋野はうろたえた。秋津の目には凶暴な色がある。その目を嶋野は一瞬恐れ、同時に欲情した。悟られまいと目を逸らす。
「やめろよ」
 静かに繰り返すと、秋津を残して通りに戻った。

 

 クリスマスは二人で過ごした。とは言っても、ハタから見れば色気もなにもない。カップルだらけのフレンチレストランで食事をして、ホテルのラウンジで飲んで、秋津が予約していた部屋に泊まった。部屋に入るなり、シャワーも浴びずに抱きあった。酔った勢いではあったが、二人の間に足りなかったのはまさにこの勢いだけだった。しかし当然のように自分を抱こうとした秋津を、嶋野は受け入れることができなかった。
 険悪な雰囲気のまま別れ、気まずいまま休暇を迎え、嶋野が実家に戻ったこともあって連絡を取り合うことはなかった。時間が欲しいと考えていた嶋野には好都合だったが、言いようのない不安も募る。正月の間は秋津のことは考えないようにした。休暇が終わった早々に、嶋野は秋津のマンションに呼び出された。今度諍いになれば、この関係とも言えないような危うい関係は終わるだろう。暗澹とした思いとわずかな安堵を感じながら、秋津のマンションに向かった。
 間接照明だけの室内を通り、寝室へ。寝室の照明はさらに暗い。ベッドの上に人がいるのに気づいて、嶋野はどきりとした。長めの髪と整った顔立ちのせいで一瞬少女と見違えたが、起き上がった拍子にシーツがずれて、平らな胸が見えた。少年はすらりとした身体つきをしている。顔は大人びているが、おぼろげな照明に浮かぶ肌はまだ若い。
「これなら文句はないだろう」
 文句はある。しかしこの後のことを考えると、嶋野は怖じけづいた。秋津は足元はしっかりしているし言葉も確かだ。しかし血走った目を見るまでもなく、ひどく酔っていることはわかった。タチの悪い悪戯を仕掛けた子どもが、その出来を確認しているような笑みを浮かべて、嶋野を見ている。ここで嶋野が帰れば、この不安定な関係は終わる。嶋野が残り少年を帰したとしても、それでもやはり終わりになるだろう。それも最悪の形で。
 秋津は少年を抱いた。その後、秋津の見ている前で、嶋野も少年を抱いた。まるで契約書にサインがされるのを確認しているように、秋津の目は厳しかった。たしかに、契約は交わされたのだ。
 それからは月に二三度、週末を秋津の部屋で過ごした。相手はその都度変わる。秋津が同じ少年を二度連れてくることはなかった。

 

     *

 

 浴室は少年と男二人が一度に入れるほどの広さがあった。浴槽には当然のようにジャグジーがついているし、シャワーヘッドをはじめ金具はすべて真鍮で、一点の曇りもない。
「洗ってやるよ」
 秋津はそう言うと、ムースタイプのボディソープを掌に取り少年に塗りつけた。少年は秋津の腕の中でくすくすと笑いながら身をよじる。観念して浴室に入ってきた嶋野の腕を、ソープでぬるついた秋津の手が掴む。引き寄せられると、小柄な少年を二人で挟むような形になった。
 浴室の照明で、嶋野は初めて少年の顔をまじまじと見た。やはり幼い。秋津の連れてくる相手は、いつも若いが微妙な年頃に見えた。だから嶋野は、年齢のことはあえて考えないようにしていた。しかし今日の少年は、見るからに幼かった。色白で、鼻の頭に薄く散ったそばかすが目立つ。ちょっと下がり気味の目尻が印象的だ。密着した肌には、子ども特有のなめらかさがある。
 少年は無邪気に笑っている。二人の男に同時に愛撫され、肌がたちまち薔薇色に染まった。秋津が少年の顎を掴み上向かせる。深く唇を合わせ舌を絡めた。

 

 大判のタオルに包んだ少年の身体を抱き上げると、秋津はそのまま寝室に向かった。キングサイズのベッドの上に投げ出す。重厚な造りのそれは、少年を受け止めても軋むことはなかった。少年は火照った身体からタオルを剥ぎ取ると、嶋野をベッドに引き込んだ。
 少年が憑かれたように熱心に嶋野の身体のいたるところに舌を這わせている間、秋津はホームバーから持ってきたI・W・ハーパーを喉に流し込んでいる。喉越しのなめらかなこのバーボンに、秋津は目がない。少年が秋津に色っぽい流し目を送る。
「ぼくも」
 秋津は口移しで少年にも飲ませた。嶋野は秋津と入れ替わりにベッドを出ると、カウンターで軽いカクテルを作って戻った。深酔いはしたくなかった。
「怖くないのか」
 息も絶え絶えの少年の耳元に、秋津がささやく。
「見ず知らずの男の部屋に来て」
「ぼくのことどうにかするつもりなの」
 ロレツが回っていない。
「さて、ね。どうしてやろうか」
 秋津が笑いながら少年を引き寄せると、少年はみずから足を絡める。
「大胆だな」
 秋津が苦笑する。
「もっと恥じらったほうがいい?」
 屈託なく微笑む少年に、秋津は首を振った。
「いや、奔放なほうが魅力的だ」
 嶋野に目配せする。少年も気づいて嶋野を見た。
「こっち、来なよお兄さん」
 濡れた目で嶋野を誘う。ベッドに上がるのを待ちかねたように、嶋野の足の間に顔を伏せる。
 少年は巧みだった。秋津は起き上がり、ミルクを飲む子犬のように四つん這いになった少年の尻を掴む。もう余計な口はきかずに行為に没頭した。嶋野も熱いため息をつくと、少年の舌と唇を楽しんだ。
 秋津の指が、少年の前に絡まる。たちまち少年を追い詰めていく。少年を翻弄しながら、秋津の目は嶋野を見ていた。乾いた嶋野の喉が、ひくりと鳴る。秋津を拒んだあの夜から、秋津は嶋野にふれようとしない。
 秋津はふいに少年から離れた。
「やれよ」
 そう言って寝室を出ていった。秋津は嶋野が、見られていると集中できないのを知っている。だからいつも、最初の一回は席を外した。
 少年はすべて了解しているように素早く嶋野の上に馬乗りになると、唇を重ねてきた。焦らすようにゆっくりと顔をずらしていく。顎、首筋、鎖骨から肩。乳首の先端を舌先でなぞる。
「ふ……」
「お兄さん、ここ好きなんでしょ」
 秋津がなにやら吹き込んだらしい。少年は唇に笑みを含みながら、執拗に舌を使った。同時に嶋野に指を絡める。やんわりと握りこみ、微妙な動きで嶋野を煽っていく。その巧みな動きに嶋野はたちまち忘我した。もどかしい愛撫を続けながら、少年はさらに身体をずらしていく。
「濡れてきたね」
 指の腹で嶋野の先端をこねまわしていた少年が密やかにささやく。濡れた部分を口に含むと、舌で丁寧に拭っていく。
 ふいにつよく吸われて、嶋野は鋭く呻く。少年の喉が鳴った。
 大きく息をついた嶋野は、顔を上げた少年の、唇に残った白濁を指で拭ってやる。
「飲まなくてもよかったのに」
「飲みたかったの」
 少年はとろんとした目をして嶋野を見た。舌足らずな口調のせいか、ますます幼く見える。
「して」
 肩に顔を埋めてきた少年が、耳元でささやく。その声音も動作も、外見からは想像もつかないほどの艶を含んでいる。肌を合わせたまま腰だけを浮かすと、器用に位置を合わせた。嶋野が少年の肉の薄い尻に手を回して促すと、ゆっくりと腰を落としてくる。嶋野をすべて飲み込むと、すぐに動きだす。秋津の熱が残っているのか、熱い。激しく揺れながら、嶋野を駆り立てていく。焦らすように腰をうねらせたかと思うと、さらに奥まで誘い入れる。
 少年の求めに応じて、唇を重ねた。舌が這い込んでくる。少年の口内には嶋野の放った精のにおいが残っていたが、不思議と不快感はなかった。その間も休むことなく、腰は踊り続け、細い指は嶋野の乳首をなぶる。嶋野は意識を失いそうになるほど激しく達した。少年は果てることなく、嶋野が達すると身体を離してベッドに転がった。
「どうだった?」上目遣いで嶋野を見つめる。
「うまいんだね。驚いたよ」
 少年は目を閉じると、得意げに微笑んだ。「……なんだか眠くなっちゃった」
「眠ってもいいんだよ」
「だって、あっちの人もう一度するでしょ」
 聞き耳でも立てていたようなタイミングで、秋津が戻ってくる。離れていても、呼気につよい酒気が混っているのがわかる。笑みの形に歪めた唇。しかし目には冷酷なほど鋭い光がある。欲望をあらわにしている秋津はひどく蠱惑的だ。嶋野は身内にふたたび熱が蘇るのを感じて、そっと目を伏せた。
 秋津はベッドに上がると、うつ伏せに寝ている少年の背中を撫でた。汗に濡れた背中は、浮き上がった背骨が美しい曲線を描いている。その上を秋津の大きな手が這いまわった。秋津の手は骨張ってはいるが、荒い感じはしない。腰を抱いて尻を浮かせると、背後から乗りかかる。少年は蕩けるような甘い声を上げながら、即座に応じた。シーツに顔を擦りつけ、むせび泣くような声で喘いだ。
「あ……ああ」
 さきほど果てそこなった少年の身体は、簡単に熱くなる。
「口がお留守だ」
 からかうように秋津が言うと、少年は嶋野の肩に手を伸ばす。縋りつくようにして、唇に這わせてくる。乳首に歯を立てられた。甘い痛みに、嶋野の身体が思わず跳ねる。秋津が少年の髪を乱暴に引く。
「跡をつけるなよ」
 口調は軽かったが、声は低くざらついていた。少年は軽く首肯いて顔を降ろした。新たな熱を宿した嶋野を口に含み、奉仕し始める。
 少年を苛みながら、秋津の視線は嶋野に注がれている。秋津の目から逃れるために、嶋野は目を閉じた。それでも痛いほどの視線を感じる。少年の身体を通して、秋津の動きが伝わってくる。まるで少年などいないような、秋津に責め苛まれているのが自分であるかのような気がしてくる。欲望に忘我する秋津を見たい。それは肉体に直接加えられる欲動よりつよい衝動だった。嶋野はいっそう固く目を閉じ、声を上げ、身悶えた。
 ふたたび熱を吐き出した嶋野が目を開けると、秋津と目が合った。秋津が顔を寄せてくる。少年を間に挟んだまま、唇を合わせた。秋津の指が、そろそろと嶋野の頬を撫でた。舌先をふれ合わせ、唇を甘噛みする。秋津の吐息に酔ったように、頭がくらくらした。

 

 少年は嶋野と秋津の間に埋もれるようにして、ぐっすりと眠り込んでいる。朝までは目を覚まさないだろう。すべすべした鼻の頭や薄く開いた唇を見ていると、さきほどの嵐が夢のようだ。嶋野は無意識に、少年の髪を指で梳いた。短くカットした髪は脱色しているせいか、パサパサと乾いている。
「さわるんなら俺にしろ」
 その手を秋津に取られる。嶋野は笑って、彼の髪をくしゃくしゃにした。
「抱かれたくなっただろ」秋津は身を乗り出すと、冗談めかしてささやきかけてくる。
「誰が。おまえこそいいかげん観念しろ」
 秋津の顔を押し返す。嶋野は笑いを納めると、しみじみと呟いた。
「……なあ、俺たちってもしかしてヒトデナシ?」
「いや、ただのバカだろう」

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

*「世紀末の恋人」覚書*
2000/04/07
2001/04/28〜2002/05/14
2002/05/15 “Phosphorescence”UP
2002/05/23 「HONなび」女性向けオリジナル小説に登録
2002/07/15 改稿 雑誌投稿のため一時ファイル削除
雑誌「小説JUNE」に投稿
2003/01/26 “Phosphorescence” 改稿UP
「HONなび」登録消滅