〜特別企画!あの人がペルソナになったなら〜 「はい、始まりましたこのコーナー、進行はわたし、山岸風花と」 「岳羽ゆかり」 「そしてオレッち伊織順平の二年生トリオでお送りしまーす!」 「……順平、なんかの役に立つわけ?」 「ひどっ! ゆかりッチ、マジでひどっ! 俺泣いちゃう!」 「まあまあふたりとも、頑張ろう? ねっ?」 「うう……風花はマジ癒し系だよなあ〜……」 ●宮前 静の場合
「なんだよ静、案外チャチいじゃん。レベル80で攻撃手段がスラッシュしかないってのは問題っしょ〜」 「ところがね順平くん。次に覚える魔法、見てみて?」 「え……ってええ!? いきなりメギドラオンかよ!?」 「うわ、えげつな……」 「その他にも覚えるスキルは強力なものばっかり。特に最後の勝利の雄たけびなんてもう……」 「なんですか!? 物理魔法回復となんでも来いですか!? くっそう、さすが俺の強敵と書いて友と読む……!」 「ていうか正直チートよね……」 「ゆ、ゆかりちゃん! つ、次行こ? 次! ねっ?」 ●望月 綾時の場合
「お、綾時か……って、なんか見慣れないスキル混じってね? 夜の女王とかむぐっ」 「余計なこと言わないの。所詮お遊び企画なんだから。……で、風花? 見どころとかある?」 「うん、えっと。やっぱり“死神”らしいスキルが揃ってるのが特徴かな。相手をバッドステータスにするのも戦略のひとつだよね」 「なるほど、それでのセクシーダンスと魅力ブースタなわけか」 「……あのね、だけどね、ええと……」 「ん? なに、どしたの風花」 「その……“死んでくれる?”ってあるでしょ?」 「うん」 「このスキル、“闇属性に耐性がない敵を即死させる”って効果があるの」 「うん。……え? それがどうかしたの?」 「……“ムドブースタ”……あんまり必要ないんじゃないかなあ、って……」 「!」 ●真田 明彦の場合
「さっすが真田さん! 根っからの武道家タイプと来たもんだ!」 「物理技はめっぽう強いけど“真理の雷”を覚えるまでちょっと苦労するかもね。まあそこは臨機応変に」 「あのさ風花、ちょっと気になるんだけど、いい?」 「うん、なあに? ゆかりちゃん」 「タルンダを覚えたら次は上位のマハタルンダを覚えるのがセオリーなんじゃないかな、って思うんだけど……」 「あ、そういえばそうだね。なんでなのかな?」 「っと、そういえばそれについてはオレッちとあるところからカンペをもらってきました! どうよどうよ? 役に立つっしょ?」 「カンペって……まあいっか。なになに……」 「“真田明彦といえば”」 「“あえての”」 「“あ え て の タ ル ン ダ で す”」 「……………………」 ●荒垣 真次郎の場合
「さて気を取り直して! 大トリラストを飾るのは荒垣さんでーす! はいゆかりッチも風花も拍手拍手!」 「わ、わー……」(ぱちぱちぱち) 「…………」(ぱちぱちぱち) 「え、えっとやっぱり荒垣先輩だよね、真田先輩とスキルがよく似てる! さすが幼なじみだよね!」 「そうそういいこと言うじゃん風花! えーっとそれ以外はやっぱり荒垣さんらしーなー。ってあれ、」 「じゅ、順平くん?」 「リカームドラは駄目っしょ荒垣せんぱ―――――い!」 「あ―――――!」 「ちょ、順平も風花も落ち着いて! 使わなきゃいいのよ、使わなきゃ!」 「ううう……食いしばりとか貫通無効とか……泣けてくるっすよ荒垣さん……」 「ポジティブシンキング略してレッポジ! ほら、貫通無効になればあんな目に遭うこともないんだしっ!」 「そ、そうだよなゆかりッチ、そうだよなっ!」 「だよね、そうだよねゆかりちゃんっ!」 「はいはいそういうことでコーナーおしまいっ! 次回の予定はありません、それではまたっ!!」 〜まとめ〜 「アイギスであります。この企画はまったくのフィクションであります。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ないであります。ねっ、コロマルさん」 「ワン!」 BACK |