世界は意味を持ち
世界は意思を持ち
言葉は人を繋ぎ
世界は存続する
記憶する世界
廻る刻
囁く未来
尊ぶ希望
めくる端
続く意味
永久に続く唄
喜びを紡ぐ唄
世界は意味を持ち
世界は意思を持ち
言葉は人を呪い
世界は存続する
記憶する世界
廻る刻
囁く享受
願う欲望
破れた切れ端
欠けた意味
途切れた唄
悲しみを紡ぐ唄
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【あらすじ】
貴方は大学二年生の女子大生。
大事な友達に、ちょっと妹離れが出来ていない…でも邪険に出来ないお兄さんに囲まれて毎日何の不満もなく生きている。
小さい頃から本やお母さんから聞くお話が大好きで
ちょっと夢見がちな部分以外は何の特徴のない子。
――――だったはずなのに。
小さい頃に失くしてしまった本を見つけたことから
貴方はここではない世界へ降り立ちます。
その世界の名前は「カレンデュラ」
――――それは貴方が失くしてしまった本の名前。
しかしその姿は自分の姿ではなく「他人」の姿。
そしてその身体の持ち主はその世界にある国の王女様だったのです。
貴方を守るという騎士
貴方のペットだったという猫族の少年
貴方が退治したという盗賊の団長
貴方の婚約者だというエルフの王子
貴方に傾倒している侍女
貴方を好く白羽の御使い…――――
様々な種族と魔法が入り混じり、世界を構築しいているこの場所で
貴方は入れ替わってしまった「王女の代わり」を務めるが…？
世界の意味を知ることが全て？
世界を救うことが全て？
望みを知ることが全て？
開放することが全て？
死をもって事を成す？
傍観をもってやりすごす？
全ての事柄に自身を放棄する？
他者の手によって屠られる？
慈しみ手をとる？
選択次第で貴方の唄が構築される
無事唄を奏でることが出来るかは貴方次第
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