ベースは古代ギリシャ、ローマ。
中世ヨーロッパから現代までの観念などを混ぜ合わせたちゃんぽんファンタジーになっています。

[国家・地域]

[エトルリア]
ティレニア半島を本国とし、周辺地域を属州として治める大国。
本編の主な舞台となる国で、登場する国家としてはマケドニアに次いで歴史がある。

[マケドニア]
東の大国でこの大陸において最古の歴史を持つ。
エトルリアとも関係が深い大国。

[ガリア]
エトルリアの西側、エトルリアやマケドニアとは異なる文化、民族の勢力圏。
属州としてエトルリアに平定される。

[イベリア]
ガリアの南、イベリア半島。
エトルリアの属州と対立する二つの勢力によって構成される。

[プラシア]
エトルリア、マケドニアの北に位置する連合王国。
北方系で屈強、文化よりは軍事的なイメージを持たれているが実際もそう。

[用語など]

[インペラトル]
大将軍、非常設の役職で権限は執政官と同じ、有事の執政官という位置づけ。
征夷大将軍的なイメージ
権限があると言っても一時的なもので、用が済めば任を解かれて栄誉職が与えられるのが慣例。
能力が高ければそれに応じた役職や待遇も期待できる。
就任すると次のインペラトルに討たれるので、縁起の悪い職かもしれない。

[コンスル]
執政官、常設の役職で実質的な最高指導者にあたる。
軍事も最高指揮官でインペラトルと被るが、平時の政に重点を置くので軍才がなくてもなれる。
その場合、有事に対処できないとインペラトルが置かれるという形。
軍才があり、対処できる場合にはインペラトルは置かれないが、様々な都合により置く事もある。
通常2名でルシウスの他にキケロがいるが、設定上だけで出番はない。

[その他の役職]

法務官
財務官
監察官
独裁官
護民官
七人官
などあり、法務、財務は執政官に次ぐくらいの上位職と認識される。
七人官は名誉職で法的な権限はないが、個人の地位は高いので権限自体はそちらに左右される。

[エトルリアの軍団]

正規軍として1〜6までの軍団が存在する。
各軍団で必要な部隊を有しているので、第一軍団が騎馬隊、第二が歩兵といった形ではない。

[第一軍団]
近衛騎士団/インペラトール、大将軍の名を持つ軍団でユリウス時代を除き形式的な軍、六軍団では最小規模。

[第二軍団]
インウィクトゥス、負け知らずの名を持つ軍団で、名将スキピオの組織した軍団が原型。
六軍団で最強とされ、現在はスッラが軍団長を務める。

[第三軍団]
トゥリンパートル、勝利者の名を持つ軍団で、名将クラッススが組織した軍団が原型。
攻守バランス型の軍団、現在はルクルスが暫定軍団長で行動が制限されている軍団。

[第四軍団]
プラエダートル、勝ち取る者の名を持つ軍団で、組織としては古くから存在する歴史ある軍団。
軍団長の登竜門的な側面もあり、部隊指揮で名を挙げ第四軍団長を経て執政官を目指すルートもある。
ユリウス死後は腐敗が進み、優秀な人材は他の軍団に流出している。

[第五軍団]
マグヌス、大いなる者の名を持つ軍団で、軍団長であったポンペイウスの名から取られた。
ポンペイウス家の指揮以降はイベリアの駐屯軍となっている。

[第六軍団]
パウォル、恐怖や戦慄を意味する名を持つ軍団で、ユリウス時代からマリウスが軍団長を務める。
遠征実稼動数ではこの軍団が一番。

[宗教等]

多神教で都市には神殿があり、小規模の街や集落にも祭る場所がある。
信仰において義務や強制はなく、特定の神でも、複数の神でも、あるいは特に信仰する神がなくても構わない。
ただし、神官等は神に仕えるという立場上、勤める神殿が祭る神を信仰（する）している。
設定上そうした習慣があるというだけで、本編においては神話体系や神名などは登場しない。

[単位関係]

[貨幣単位]

[アレリー]（金貨）形式上の単位で儀式等で使われる
[ディナル]（金貨）事実上の最上位、ディナと省略される
[セステル]（銀貨）ディナルの下位、日常的に使われる単位
[アシス]（銅貨）最小単位、1アシスでパン1個買える、1アシスは10円程度

1ディナル＝10セステル、1セステル＝50アシス（1アレリー＝10ディナル）

[重量単位]

[アンフォラ]液体の単位、ワインやミルクなど、業務用の取引基準（1アンフォラ＝40リットル）
[タリウス]液体の単位、日常で使われる少量単位（1タリウス＝500ミリリットル）
[モディウス]粉末粒子などの単位（1モディウス＝8リットル）
[ポンド]重さの単位（1ポンド＝500グラム）

[エロ関連]

[多重多胎妊娠]

多胎は一度に卵子が複数の精子と受精するもの（いわゆる双子以上、同一卵子による多胎）
多重は既に受精している状態で新たに排卵し、その卵子も受精するもの（上の多胎とは異なる別々の受精卵による多胎）

[高齢妊娠]

高齢の貞淑清廉な人妻ほど強い雄度を持つ精子に蹂躙され孕みまくる、と言う設定です。
夫や常識的な範囲での性豪クラスでは受精しないが、規格外の雄には牝として屈服し本人の意思無関係に受精を望む。
年齢が高いほど牝化すると胎内が保全されて、男に捨てられない限りは妊娠から逃げられなくなる。