◆鉄甲騎兵と連環馬◆

テオパパの誇る『鉄甲騎馬隊』を覚えていますか?
人も馬(正確にはトカゲの仲間のモンスター)も全身鉄の鎧に覆われ、直接攻撃も弓も全くダメージを与えられない。
これを破ったのは、オデッサの火炎槍でしたね。

原作の水滸伝でも、人はもちろんのこと、馬も足の部分以外の全てを鎧で覆い、敵の攻撃を一切受け付けない『連環馬』と言う無敵の軍団が梁山泊を攻めて来ました。
指揮をするのは双鞭・呼延灼(天威星)。
本人も相当強い上に、攻撃の殆どが無効化されてしまう。
さすがに困った梁山泊軍は、『釣鎌鎗』と言う槍を用いて何とか呼延灼の連環馬軍を撃破。
この釣鎌鎗、火は吹かないけど『火炎槍』のモデルだと思われます。
無敵を誇った『連環馬』を破った『釣鎌鎗』。
この槍を梁山泊軍がどうやって手に入れたのか?
ちょうど、別のエピソードと被るので、この続きは次の項目で。

それにしても、呼延灼はこの後しばらくして梁山泊の仲間になるのに、何故テオパパは……(涙)
原作の水滸伝と同じだろうと甘く見ていたから、余計にテオパパのシーンは印象に残ってしまっています。

第10回
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