適当なカテゴリが現在ないので、一応デジモノってことで。
「違法DLでネット切断、国内でも可能か議論したい」――JASRAC菅原常務
ぼんやりネットを徘徊していて目にした記事。1ヶ月ほど前の記事ですが。
1/1からダウンロード規制法が施行されることになりましたが、それ関連の発言のようですね。
著作物DLの違法化→スリーストライク法の導入希望という構図のようです。
まぁ別に、著作物DLしなきゃ何の問題もないっちゃ無いんですが。
ジャスラックは音楽/映像ファイルの違法横行によって、CDやらDVDの売れ行きが悪くなっている、という思考回路のようですが、私個人の感覚としては、著作物DLを違法化したところで、売り上げはそんなに伸びないと思います。多少は伸びるかもしれないけど、誤差の範囲のような気が…。
購買層はけっきょくファンだし、ファンはどんなことしたって欲しいものは欲しがりますし。まぁ、
『金は出したくないファン』ってのもいるとは思いますが。
基本的に、違法DLしている層は、『買ってまでは聞き/見たくないけど、なんとなく聞き/見たい』という層だと思うんですよね。
あとは、アニメなんかだと『自分のとこは未放映地域だから』というパターンもあるかもしれない。DVD出るまで待ちきれない、とか。
これ、違法化→厳罰化してもCD/DVDの売り上げが上がらなかったらどうするつもりなんだろう…。
まぁ所詮中間搾取業者。自分たちが美味しければそれでいい、って考えなんだろうけどねぇ。
ジャスラックとかがなくなって、その分の経費をCD/DVDから引いて、現在の価格から3割減くらいの値段で販売したほうが、よっぽど売れ行き伸びそうなんだけどなー。
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ああそういえば、winny公判、逆転無罪確定ですね。(10月ころの話ですが…)
プログラム開発は犯罪の幇助になるかどうか、という話だったんですが、検察の論点が微妙すぎ。
というか、プログラム自体に罪はないし、幇助罪って、正犯と面識とかないと成立しないんじゃなかったっけか??
winnyネットワーク上で、違法物が氾濫していることを知っててny開発を続けることが、犯罪(違法物のアップロード)の幇助となる、というのなら、法定速度が100km/h以上になることはないのに、200km/hも出る車を販売して、事故を誘発する自動車会社たちは幇助罪って理論になっちゃいますし。
そういやwinnyといえば、NHK記者が暴走してたみたいですね。
デスノート発言吹いたw
というか、この記者、正気の沙汰じゃない…勘違いっぷり酷い…。マスメディアに属したことで、自分が正義と勘違いしちゃう奴っていっぱいいるけれど、これはまた極端な例のような。
『取材に答える義務がありますよね!?』みたいに詰め寄ってくる記者っていっぱいいるけど、別に義務ではないと思うけど…。
あるとすれば、それは『説明責任』であって、『取材に答える義務』は存在しないと思う。説明責任=取材応答じゃないよ。
説明の手段として、取材応答ってのはあるけれど。